ファッション感覚で英会話

私が独学で身につけた英語マインド

私はとくに英文科を卒業したわけでもなく、留学経験もありません。しかし英語を母国語とする方々が伝えようとしていることはだいたい理解できます。それはおそらく、英語の本や文を授業などを通じて読んできたからだと思います。単語をたくさん覚えようと身構えず、単にその文で著者や登場人物がなにを言おうとしているのかを、つかむのです。それは日本語で書かれた本でも同じことです。すなわち英語とは最終目的ではなく、手段にすぎないのです。

 

メディアなどの影響で、ガイジン(外人)を見るとすぐにカッコイイ、と憧れて、いつかは英語を話せるようになりたい、と感じている方々は多いと思います。しかし、日本人より彼らは素晴しい、すごい人種だ、という考えはまず捨てていただきたいのです。公平、ということではなく、劣等感を持たないでください、ということです。

 

そしてこの日本で、普通の会話方法をしっかり習得することです。最近はスマホやパソコンに頼って、文字だけのやりとりで、じっさいに口頭で言いたいことも言わず、話す機会が減っていないでしょうか。普通の会話、とは、人の話をさえぎらないで聞く、目をしっかり見て話す、などの会話の最低のマナーを守ることです。日本人と普通に会話もできない人が、世界で通じるとは限りません。

 

日本人どうしでも、いきなり知らない人から「きょうは良い天気ですね、どちらへお出かけですか」と話しかけられたら驚くでしょう。同じ趣味や趣向を通じて、気の合う者どうし会話を始めるのは自然な流れと思います。そういう目的から考えると、インターネットという手段は便利です。
そして、自分が学習してきたことで、今もそうですが、特に良かったのは電子辞書ではなくて英和辞典や英英辞典にこだわったことです。電子辞書を購入する余裕がなかったのもそうですが、紙媒体としての辞典には、語源や文例、由来が記載されている単語があります。ここをしっかり読むと、聞いて理解しようという意欲がわいてきます。行動には動機がつきものです。なぜこういう単語になったのかを理解するだけでも達成感が違います。英会話の学習に限らず、この小さな達成感の積み重ねが大切なのです。

 

せめて日本語も英語もとにかく本を読んでしっかり勉強して、聞き取れるようになってから、留学や英会話教室に通うことをお勧めします。そして、どうか日本人であることに自信をもって、一歩踏み出していただきたいと思います。